だんだん蒸し暑い日が続いてくると食べたくなります、シャバシャバでさっぱり風味の南インドカレー。
ココナッツミルクとタマリンドを使うことが多い南インドカレーは、濃厚な北インドカレーより、暑い季節に似合います。
タマリンドはなかなか手に入りにくいので、レモン果汁や梅干しで代用すれば南インド風日本のシャバカレーの出来上がり!
今回はバナメイエビが特売だったので、エビカレーを作りました。
ちょっとだけ下ごしらえがいりますが、煮込み時間がほぼないので短時間で出来上がります。
ほんのりココナッツミルクの風味とレモンの酸味が爽やかな、美味しいカレーの出来上がりです!
南インド風エビカレーのレシピ マスタードシードは南インドでよく使われるスパイス
南インドカレーによく入っているスパイス、マスタードシード。
カレーに使われるマスタードシードはブラウンマスタードシードで、粒マスタードのマスタードとは違います。
粒マスタードに使われるのはイエローマスタードシードです。
油に入れて香りをじっくり引き出すテンパリングをおこないます。
シュワシュワと細かい泡がでてきて、そのあとパチパチはじけます。
マスタードシードはカレーに辛みをつけるというよりは、香ばしいナッツ臭をつけることが目的のようです。
実際、食べた時唐辛子以外の辛みはそう感じないように思います。
南インドカレーには、ほぼ必ずといっていいくらいマスタードシードを入れるので、南インドカレーを色々作ってみたいと思うなら揃えた方がよいホールスパイスです。
南インド風エビカレーのレシピ
では、作っていきましょう。
まずは材料。
南インド風エビカレー 材料
材料2人分
- エビ 10匹
- 玉ねぎ 1/2個
- トマト 1/2個
- ニンニク・生姜 各1かけ
- ココナッツミルク 100㏄
- 水 200㏄
- ホールスパイス
- マスタードシード 小さじ1/2
- クミンシード 小さじ1/2
- パウダースパイス
- コリアンダーパウダー 小さじ2
- フェネグリーク 小さじ1/4(なくてもよい)
- チリパウダー 小さじ1/4
- ターメリック 小さじ1/4
- レモン汁 大さじ1
- 塩 小さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 油 大さじ2
フェネグリークを入れるとカレーらしい香りになりますが、たくさん入れると苦くなるので、ほんの風味付けです。
南インド風エビカレー 作り方
- エビは洗って殻をむき、背ワタを取る
この時殻はとっておく - 玉ねぎは半スライス、ニンニク・生姜はみじん切り、トマトはサイコロに切る
- フライパンを熱して殻を炒る
- 水分が飛んだら水を入れて10分ほど煮だす
- フライパンに油とマスタードシードを入れ、弱めの火でテンパリングする
- マスタードシードがだいたい弾けたらクミンシードを入れて香りがたったらニンニク・生姜を炒める
- 玉ねぎと塩少々を入れ、強めの中火で焼き付ける
- 焦げ目がついたらトマトを入れ、形が崩れて煮詰まるまで加熱する
- いったん火を止め、パウダースパイスと砂糖を入れて全体をなじませる
- 殻の煮汁をザルでこして200㏄入れて全体を混ぜ、再び中火にかける
- しばらく火にかけ煮詰まったらココナッツミルクを入れる
- 再び温まったらエビを入れ、色が変わるまでサッと火を通す
- レモン汁、塩を入れて味をみてよければ完成!
南インド風エビカレー ちょっと酸っぱいのがたまらない!
エビを入れたらあまり火にかけないように気を付けて。エビが固くなります。
有頭エビなら、頭から濃厚な味噌がでるのでよりエビの風味が際立ちます。
レモン汁を入れたら火を止めるようにしてください。
酸味が飛んでしまいます。
この酸味が大事です!
私はカチュンバルというインドのサラダを添えて、より酸っぱくして食べました。
酸っぱいの大好き♪
カチュンバルはキュウリやトマトなどの野菜をレモン汁と塩で和えるだけの簡単付け合わせです。
よかったらカレーのお供に一緒に食べてみてください。
これから暑くなってきたら、ますます食べたくなる・・・そんなカレーですので、ぜひ真夏に作って食べてみてください。
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