世界3大炊き込みご飯の一つ「ビリヤニ」。
作り方が大きく分けて3種類あると以前書かせてもらいました。
- パッキ式
- カッチ式
- ヒンドゥー式
どういう作り方なのかは以前の記事を参照してもらうとして、今回はパッキ式という作り方で作ってみました。
まずはマサラチキンカレーを作り、固めに湯取りしたバスマティライスをのせて鍋で蒸し煮します。
カレーを作る→バスマティライスをゆでる→重ねて蒸し煮
という3工程あるので少し手間がかかりますが、キャンプで作ったカッチ式のビーフビリヤニがあまりにもおいしかったので、作り方でどんな味の違いがあるのか知りたくて作ることにしました。
どちらで作った方がおいしいのか比較です。
パッキ式で作るチキンビリヤニのレシピ
パッキ式チキンビリヤニ 材料2人分
カレー材料
- 鶏もも肉or鶏むね肉 1枚
- カットトマト缶 1/2缶
- 玉ねぎ 1/2個
- ニンニク・生姜 各1かけ
- 水 100㏄
- 塩 小さじ1
- 砂糖 小さじ1/2
- 油 大さじ2
- ホールスパイス
- 鷹の爪 1本
- クミンシード 小さじ1/2
- パウダースパイス
- コリアンダーパウダー 小さじ2
- チリパウダー 小さじ1/4
- ターメリック 小さじ1/4
バスマティライス
- バスマティライス 1合(150g)
- 水 500㏄
- 塩 小さじ1
- グリーンカルダモン 1粒
- カシア 1かけら
バスマティライスをゆでる時に一緒に入れるホールスパイスは、カルダモンやシナモン、ベイリーフなどのあるもので大丈夫です。
パッキ式チキンビリヤニのレシピ 作り方
まず初めにカレーを作ります。
チキンカレーの作り方
- 鶏肉は一口大、玉ねぎは粗みじん切り、ニンニク・生姜はすりおろす
- フライパンに油とホールスパイスを入れ、クミンシードからシュワシュワと泡が出るまで弱火で加熱
- 玉ねぎを入れ、塩少々を入れて強めの中火で焦げ目がつくまで炒める
- トマト缶とすりおろしたニンニク・生姜を入れ、トマトの水分が飛んでねっとりするまで火にかける
- 一旦火を止め、パウダースパイス・砂糖を入れてよく馴染ませ、鶏肉を入れて絡めてから中火で肉の色が変わるまで焼く
- 水を入れ、10分ほど煮て煮詰まってきたら、塩で味を調えて良ければ完成!
バスマティライスの湯取り法
- 鍋に湯をわかす
- ホールスパイス、塩、バスマティライスを入れて8分ゆでる
- ザルにあげて水切りする
米に少し芯が残るくらいのゆであがりです
カレーと米を蒸し煮する
- 鍋に出来上がったカレーを敷く
鍋はなるべく底の厚めのホーローや鉄の鍋を使ってください
- 上にゆでたバスマティライスを敷き詰める
- 上に好みで刻んだパクチーをのせる
- 鍋に蓋をし、蒸気穴をアルミホイルでふさぐ
- 中火にかけ、蒸気が出てきたら火を弱めの中火~弱火にし、10分蒸し煮、10分たったら火を止め、そのまま10分蒸らす
- 完成!
ざっくり混ぜて盛り付けます。
スライスオニオンやパクチー、ヨーグルトの和え物のライタを添えて食べてください。
ビリヤニのレシピ パッキ式とカッチ式どっちがいい?
パッキ式とカッチ式、どちらが美味しいかというと、断然カッチ式の方がいいですね。
キャンプで食べたのと、チキンとビーフの違いがあるかもしれませんが、パッキ式はカレーを作ってから更に蒸し煮するので、時間と手間がかかります。
カッチ式はマリネした肉の上に茹でた米をのせるので手間が省けます。
それに、生の肉に火を通す時に出る旨味などを米が吸うというのもおいしさにつながるのかも。
今後ビリヤニを作るときは、迷わずカッチ式で作ろうと思います。
とはいえ、個人的な私の意見ですので、まずは是非、両方作って食べ比べてみてくださいね。
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