ジャガイモをたくさんもらいました。
ナスもインゲンも玉ねぎもニンニクもたくさんもらい、冷蔵庫があふれそうです!
うれしい悲鳴。
しかし、このままでは使いきれずに痛んでしまいそう。
少しでも多くの野菜を使うメニューは何かな…と考えて、スープカレーを作ることにしました。
鶏肉は骨付きの方がいいけど、ちょうどもも肉を塩麴に漬けて冷凍してあったので、それを使うことに。
野菜と鶏肉、それに塩麴の旨味たっぷりのスープカレーができました。
ダシいらずの旨味たっぷりスープカレー 旨味の秘訣
野菜に多い旨味成分はグルタミン酸。
肉の旨味成分はイノシン酸。
この二つの旨味成分の相乗効果で、旨味が更にアップします。
塩麴に肉を漬けることで、タンパク質が分解されて旨味の素となるアミノ酸に変わります。
更に旨味アップの秘訣です。
塩麴には最低1日は漬けておいてください。
骨付き肉を使うと、骨の髄液には旨味成分とコラーゲンが含まれるために、旨味が更にアップします。
素材からの旨味を存分に引き出すことで、コンソメや鶏ガラスープの素を使わなくても十分おいしいカレーを作ることができるわけです。
ダシいらずの旨味たっぷりスープカレー レシピ
材料 2人分
- 鶏もも肉 1枚
- 塩麴 大さじ1
- ニンジン 1本
- 玉ねぎ 大1個
- ジャガイモ 2個
- ナス 1本
- インゲン 4本
- ニンニク・生姜 各1かけ
- カットトマト 1/2缶
- 卵 2個
- 油 大さじ2
- 水 500㏄
- 塩 小さじ2
- 砂糖 小さじ1/2
- ホールスパイス
- 鷹の爪 1本
- シナモン 1本
- カルダモン 1粒
- クミンシード 小さじ1/2
- パウダースパイス
- コリアンダーパウダー 小さじ2
- チリパウダー 小さじ1/4
- ターメリック 小さじ1/4
- 揚げ油 適量
- 鶏もも肉は一口大に切り、塩麴に1晩漬けておく
- ニンジン、ジャガイモは大きめに切り、ジャガイモは水に漬けておく
- 玉ねぎは半分はくし切りにし、半分は半スライスにする
- ニンニク、生姜はみじん切りにしておく
- ナスは乱切り、インゲンも半分に切る
- 卵はゆでてゆで卵にする
野菜はピーマンやズッキーニ、大根など、お好きな野菜を使ってください
作り方
- 鶏肉、ニンジン、くし切りにした玉ねぎを圧力鍋で5分煮て、圧力が自然に抜けるまで待つ
- 鍋に油とホールスパイスを入れて、弱火でカルダモンが膨らむまで加熱する
- ニンニク・生姜・みじん切りにした玉ねぎを入れ、強めの中火で玉ねぎが茶色く色づくまで炒める
- カットトマトを入れ、水分が飛ぶまで炒めたら、一旦火を止めてパウダースパイスを入れてよく混ぜる
- 圧力鍋で煮た鶏肉と野菜、煮汁とジャガイモを入れてジャガイモが柔らかくなるまで中火で煮る
- 火が通ったら、塩と砂糖を入れて味を整える
- ナスとインゲンは、油で素揚げする
- 皿にスープカレーをいれて、素揚げしたナスとインゲン、ゆで卵を盛り付けて出来上がり!
コンソメや鶏がらスープの素を使わなくても、十分な旨味が引き出されて、塩と砂糖少々でもしっかりおいしいカレーができました。
塩はご飯と一緒に食べることを考えて、少し強めの味つけにしてください。
ホットで旨味たっぷりのスープカレー。
ちょっと工程は多くなりますが、とてもおいしいので是非作ってみてください。
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