インド料理といえば、まず思い浮かぶのはカレーとナンじゃないでしょうか。
パンのようでパンとはちょっと違う。
ピザ生地とも似てるようでちょっと違う。
カレーをつけながら食べるとおいしいですよね。
チーズが入ったり、はちみつをかけたものまであります。
タンドールという窯に貼り付けて焼いているところをテレビで見たことがありますが、これが家で簡単に作れちゃう!
もちろんタンドールではなくフライパンで。
カレー好きなら作らない手はない!
ってことでさっそく作ってみました。
プレーンとチーズナンのレシピです。
お家で手軽に♪ナンのレシピ 豆知識
ところでナンってインドではどんなカレーにも添えるものでしょうか?
バスマティライスやチャパティなどカレーと一緒に食べる主食はいろいろありますが、どんな風に食べ分けているのでしょう?
ナンとは何ぞや?
ナンは現在のイランを起源とし、小麦粉に塩・イーストなどをこねて発酵させた生地を平らに伸ばし、窯で焼いたもの。
インドだけではなく、イラン・アフガニスタン・ウズベキスタンなど、西アジア、南アジア、中央アジアなどでも食べられていて、それぞれ形や材料、焼き方などが違う。
インドのナンは「タンドール」と呼ばれる壺状のかまどの側面に貼り付けて焼かれています。
ナンを食べるのは北インド
インドでナンを食べるのはインドの中でも北インド地域だそうです。
北インドのカレーといえば、バターチキンを代表とする乳製品をたっぷり使った比較的こってりとしたカレーを食べる地域。
その濃厚なカレーに合わせるのがナンだそうです。
といっても家庭で一般的に食べられている主食は、「チャパティ」というナンよりもっと薄いクレープのようなもです。
なぜかというと、ナンを焼くのにはタンドールが必要で、一般家庭には普及してないからだそう。
チャパティはフライパンで焼けるので、家庭でも簡単に作れるのです。
南インドは米食の文化
一方、南インドは稲作が盛んで、バスマティライスや、米粉と豆粉を使ったドーサやワダなどとサラサラしたカレーをあわせて食べます。
なるほどなるほど。
インドは面積が広いので、地方によって食文化が大きく違ってくるようです。
どちらにしても、日本にだってタンドールがある家庭はないに等しいでしょう。
ってわけでフライパンやオーブンで作るしかないわけです。
お家で手軽に♪フライパンでナンのレシピ
フライパンでナンのレシピ 材料4枚分
- 強力粉 180g
- 薄力粉 90g
- 砂糖 大さじ1
- 塩 4g
- ドライイースト 3g
- 無糖ヨーグルト 70g
- ぬるま湯(40~45℃)
- バター 10g
- チーズ お好きな量
- 油 適量
プレーンとチーズ入りを2枚ずつ作ります。
チーズは好きな量入れて下さい。スライスでもシュレッドでもどちらでもOK。
フライパンでナンのレシピ 作り方
- ボウルに強力粉、薄力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れて混ぜる。
- ヨーグルト、ぬるま湯を加えてこねる。
ひとまとまりになったら表面が滑らかになるまで台の上でこねる。 - バターを加え、再び表面が滑らかになるまでこねて丸める。
- ボールにもどしてラップをし、常温で約2倍になるまで1時間弱おく。
- 生地の中央に指をさして生地が戻ってこなければ発酵完了。
グーで軽くつぶしてガスを抜く。 - 生地を4等分にし、丸めてラップをかけて10分ほど休ませる。
- フライパンに油を熱し、生地2個にチーズを包み、それぞれ手で伸ばし、弱めの中火で両面焼く。
完成!
めん棒で伸ばしてもいいですが、手で伸ばしても味があっていいですよ。
もっちもちのおいしいナンが手軽にできました!
チキンとグリンピースのカレーと一緒に食べましたが、とてもマッチしておいしかったです。
チキンとグリンピースのカレーはこちらの記事を参照してください。
発酵の時間が必要ですが、パンを作るよりずっと手軽で簡単なので、是非作ってみてください。
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