「自宅でお店のようなおいしいスパイスカレーを作ってみたい。」
と思ったとき、どうしますか?
ネットで検索したり、レシピ本を買ってきたりすると思います。
でも、いざ検索すると膨大なレシピにあふれているし、レシピ本も色々ありすぎてどれを買うか迷ってしまいますよね?
そこで、私が参考にして勝手に入門している4名のお師匠様をご紹介します。
カレーのお師匠様その① ”and CURRY 阿部由希奈”さん
カレー界の超有名人、阿部由希奈さん。
間借りのカレー屋からスタートし、あらゆる場所で「流しのカレー屋」として活動。
「Kitchen and CURRY」店主。
そんな阿部さんの著書
「スパイスでおいしくなるand CURRYのカレーレッスン」
が私のスパイスカレー作りの最初のお師匠様です。
この本で、まずはスパイスのことを知りました。
それぞれのスパイスの特徴や、どういう食材に合うか、何を揃えればいいか・・・
この本を読まなかったら詳しく知ることはできなかったと思います。
でてくるレシピもLesson1のベースのスパイスにどういうスパイスを足せば特徴の違うカレーが作れるか、Lesson5まで読めば(作れば)マスターできるようになっています。
初心者にもわかりやすく玉ねぎの切り方や、トマトのフレッシュor水煮orケチャップでの違いも書いてあり、スパイスを使ったドリンクやデザート、日常使いの取り入れ方など、スパイスのいろいろな利用法がわかる一冊です。
私はLesson2にでてくる”コーンポタージュキーマ”を食べて、こんなカレーがあったなんて!とあまりの斬新さと美味しさに大変おどろきました。
これは実際に作って食べてみてほしい一品です。
この本だけではなく、コロナ禍にはインスタライブでレッスンされていて、それもよく見ていました。
由希奈さんの「カレーは油と塩でできている!」という名言がありまして、
- スパイスの香りを引き出す多めの油
- カレーの味を決める塩
この2つはできればいいものを使ってくださいという教えは必ず守っています。
カレーのお師匠様その② ”エリックサウス 稲田俊輔”さん
スパイスカレーを作り始めて暫くは、阿部由希奈さんの本やインスタライブで見たレシピを中心に作っていました。
そのうち欲が出てきました。
阿部さんのレシピは旬の食材で作るオリジナルカレーが多く、だんだんもっといかにもインドで食べられているカレーが作りたくなってきました。
ミールスなど南インドのカレーにも興味がわきました。
そこで南インド料理で有名なエリックサウスの稲田俊輔さんの
「南インド料理店総料理長が教えるだいたい15分!本格インドカレー」を購入。
こちらの本は、本格的なインドカレー(主に南インドカレー)のレシピを時短で作るという夢のようなレシピ本です。
無駄を徹底的に省き、手を抜くところは手を抜いてという面倒くさがりの私にぴったりの一冊ですが、そんなことは全く感じさせない本当においしいカレーが出来上がります。
私は特にチェティナード風塩チキンカレーが大好きで、何度もリピしています。
カレーだけではなく、ビリヤニや付け合わせ、ベジカレーやラッサムのレシピもたくさん。
本格的な南インドカレーを簡単に作りたい方におすすめの一冊です。
カレーのお師匠様その③ ”スパイス屋 アフ郎”さん
アフ郎さんを知ったのは、ポークビンダルーカレーを作りたくてレシピを検索した時にブログを見つけました。
そのレシピで作ったポークビンダルーカレーのおいしいこと!
すっかりアフ郎ファンになり、バターチキンカレーやら、いろいろなレシピを参考にさせてもらっています。
このポークビンダルーカレーは本当においしいので是非作ってみてほしいです。
スパイス屋アフ郎さんのブログはこちら。
カレーのお師匠様その④ ”印度カリー子”さん
印度カリー子さんは超有名なスパイス料理研究家です。
初心者にもわかりやすい簡単なレシピを紹介されています。
基本のスパイス、ターメリック・クミン・コリアンダーを”タクコ”と覚えやすく呼んでいます。
様々な食材のレシピを紹介されているので参考にしています。
印度カリー子さんのYouTubeチャンネルはこちら。
その日の気分でカレーのお師匠様を選ぼう
ご紹介した4名のお師匠様のレシピはどれも本当においしい。
4人ともそれぞれ個性があり、少しづつ方向性が違っているので、どんなカレーが作りたいかでその日のお師匠様を選びましょう。
この4人以外にも、水野仁輔さんなどカレーのスペシャリストはたくさんいらっしゃいます。
是非自分にぴったりのお師匠様を見つけてお暇があればおいしいカレーをおうちで作ってみてください。
コメント