私が一番好きな多肉植物「ハオルチア・オブツーサ」。
つぶつぶキラキラな葉っぱがとってもかわいいくてきれい。
家の中の一番いい場所を選んで置いています。
初めて買った子を何度も枯らしかけて、その都度再生させてきたので大切に育てています。
その後、大きめのオブツーサを1鉢購入。
その、後からお迎えした子が毎年初夏に花を咲かせますが、今年は株分けした子株にも花が咲きました!
シックな色で上品な花を次々咲かせるハオルチア・オブツーサ。
いったいどんな花なのかご紹介します。
ハオルチア・オブツーサってどんな植物?
まずは、ハオルチア・オブツーサについてご紹介します。
ハオルチア・オブツーサ
- ハオルチア属ツルボラン科キジカクシ目
- 和名 雫石
- 原産地 南アフリカ
- タイプ 春秋型
- 開花期 春
ハオルチア属には軟葉系と硬葉系があり、オブツーサは軟葉系。
葉先に透明な”窓”と呼ばれる美しい部分があり、ここから光を取り入れます。
ブドウのような粒々の葉が集まって窓がキラキラ光る姿が人気の多肉植物です。
本来は砂漠に生息するらしく、砂礫や砂の中に埋まって先端の窓の部分から光を取り入れて光合成しているそうです。
埋まっていることで、体の大半を隠すことができ、捕食されにくいからではないか・・・とのこと。
だから乾燥に強く加湿に弱いんですね。
根も太く強靭なので、少々の水切れでは枯れることはないそうです。
ハオルチア・オブツーサの育て方
ハオルチア・オブツーサの水やり
ハオルチア・オブツーサは丸い粒々の葉に水分を蓄えています。
そのため、水やりは土が完全に乾いてから。
目安としては、成長期の春・秋は10日に1回くらい。
鉢底から水が流れるくらいたっぷりやります。
休眠期の夏・冬は月に1回程度。
たくさん与えすぎると根腐れします。
本来は砂漠に生息する植物なので、乾燥で枯れることはほぼないですが、加湿には気を付けてください。
特に高温多湿になる夏は要注意で、私も何度か枯らしそうになりました。
その都度、土を入れ替え、痛んできたところの上から切って、これ以上腐らないようにして新しい土に植え替えることで何とか救出してきました。
今では水やりのタイミングや夏の置き場所も最適な場所がわかって、枯らすことはなくなりました。
夏と冬は特に乾燥気味に・・・です。
ハオルチア・オブツーサの置き場所
日当たりと風通しのいいところに置きます。
直射日光は苦手なので、室内の明るい場所がいいでしょう。
葉焼けしてしまうと黒ずんで、かわいさが半減してしまいます。
寒さにはあまり強い方ではないので、気温が5℃を下回らないようにします。
夏の高温多湿は一番ダメなので、エアコンの効いた室内か、サーキュレーターなどで空気の流れをつくってあげましょう。
ハオルチア・オブツーサの増やし方
株分けが簡単。
根元に新しい株がでてくるので、ある程度の大きさになったら鉢から抜き、子株を分け、それぞれ植え替えます。
ハオルチア・オブツーサの花
さてさて、おまちかねの花のご紹介をいたします。
長ーく伸ばした茎の先に薄ーいピンクというか紫というか白っぽい小さな花を咲かせます。
とても上品な花で、下から順番にいくつか咲かせます。
茎の上の方に何個かついているものは蕾です。
ただし、花が咲くと株が弱るので、全部咲く前に茎を根本から切ってしまいます。
名残惜しいが仕方なし・・・。
ただ今年は一昨年に親株から株分けした子株にも花が咲き、親・子株で花が楽しめます。
真ん中の一番大きい鉢が親株、右の白い鉢が子株。
左の白い鉢の中で一番大きいオブツーサ以外は真ん中の親株の子供たち。
子だくさんお母さんです!
また子株がでてきていますが、まだ小さいし、2年連続株分けして少し弱って小さくなったので、今年は休ませて株を育てたいと思います。
花も楽しみたいけど、一つだけ咲いたら茎を切ろうと思います。
もっともっと増やしてオブツーサ一族を繁栄させたい!
そんな魅力的な多肉植物、ハオルチア・オブツーサ。
お暇があれば是非育てて、増やして、花を咲かせてみてください。
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